予算の見当を付ける(第1章)
家計から予算の上限を決め、買ったあとの家計をAIで比べました。相談先には、AIに候補を探してもらった独立系のFPを選びました。
初めての建売購入を、予算から入居まで
本命を逃したあと、隣の棟で希望額を決め直して伝えた指値。約20万円高くても、範囲と保証をそろえて選んだ工事。どちらも、何を比べて決めたかまで書いています。
著者の場合
約650万円は、著者が買った家のパンフレットに載っていた売出価格と、契約価格の差です。表示価格が途中で下がった分も、指値を続けた経緯も含みます。仲介手数料0円の分は、この差に含めていません。読者に同じ結果を約束する数字ではありません。
章ごとの内容
家計から予算の上限を決め、買ったあとの家計をAIで比べました。相談先には、AIに候補を探してもらった独立系のFPを選びました。
手数料0円の仲介会社がどこから報酬を得ているのかを確かめ、納得して依頼先を選びました。あわせて、売主から直接買える物件も探しています。すでに別の会社へ内見を頼んだ家で、窓口を変えるときの注意点も書いています。
近くの家と比べ、土地と建物に分け、売値に乗る経費や売主の売り方まで考えて、払いたい額を決めました。指値は言葉で伝え、買付(購入申込書)で形にしました。本命を逃したあと、隣の棟で希望額を伝え直した経緯も書いています。
署名前の書類と約束、ローンと支払いの準備、入居前の検査と補修、工事と家電の相見積もりまで。何を聞き、なぜその相手に頼んだかを書いています。
本文の場面から
AIで情報を整理し、仲介会社や専門家に確かめながら進めた、一人の買主の購入記です。
予算の上限と、候補に払いたい額。何を比べて希望額を考えたかを追います。
金額だけでなく工事の範囲や保証をそろえ、相手に確認して選んだ経緯を読めます。
巻末には、家計・価格比較・見積もりの計算例と、AIへの依頼文を収録しています。
専門家の解説書ではなく、一人の買主の実践記です。仲介手数料0円や値引きは著者の個別経験であり、同じ結果を示すものではありません。また、AIだけの成果を示すものでもありません。
比べ方の見本(架空の2件)
候補を同じ項目で並べ、それぞれの情報をどこで知ったかを、掲載(掲載ページ)・見学・口頭(仲介する不動産会社か、売主の担当者の話)の3つで添えます。「不明」の所と、口頭でしか聞いていない所が、確かめる所の目印になります。
| 項目 | 分かっていること | 聞くこと |
|---|---|---|
| 道と周り |
| 2の空き地に、家が建つ予定はあるか |
| 間取り |
| 2の納戸に、窓はあるか |
| 価格に含むもの |
| 1の舗装の範囲と額を、書面でもらえるか |
| 価格以外の費用 | 1・2とも不明 | 2件とも、価格以外の費用を一覧でもらえるか |
| 引き渡し |
| 2の完成が遅れたら、引き渡しはどうなるか |
見学を終えた候補が2件あり、どちらにも決め手がないとき。買付(購入の申込み)の前に作ります。
掲載ページ、見学のメモ、担当者の話から、2件で同じ項目を拾います。どれにも無い所は「不明」と書きます。
AIは使わなくても作れます。使うなら、住所・会社名・担当者名を消したメモを渡し、「2件を同じ項目の表にして、どこで知ったかが無い所と、不明の所を別に挙げてください」と頼みます。返事は整理の下書きです。不明の所は担当者に聞き、口頭の話は書面でもらえるかを確かめます。
「聞くこと」の列が、担当者への質問の下書きです。「大丈夫ですか」ではなく、「あるか」「いつか」「書面でもらえるか」のように、事実や書類で答えられる形にします。送る文にすると、次のとおりです。
ご自身の候補で、「不明」か口頭だけの所を1つ選び、担当者に送る一文を、紙やメモに書いてみてください。
本では、著者が実際の候補をどう比べ、何を確かめて決めたかを、経緯から読めます。同じ考え方を、価格と契約の書類について扱う節は、第4章の終わり「自分の家で始めるなら、引っかかる理由から」と、巻末の「価格の根拠と、自分の希望を比べる」「書類の疑問を、相手が答えられる質問にする」です。
表の値は、実在の物件や著者が買った家とは関係ありません。どちらが得か、高いか安いかを決める表ではありません。
目次
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